サウナ初心者のための正しい入り方や整うとは
今大ブームになっているサウナで銭湯や温浴施設に行きたくなっている人が多いことでしょう。この記事ではサウナについての基礎知識や入浴からサウナに入り整うまでの流れやマナーについて教えます!
1.サウナとは?
蒸し風呂という蒸気欲・熱気浴
フィンランドが発祥とされており、サウナストーンと呼ばれる石をたくさん乗せたストーブを熱し、その熱と石に水をかけてつくる蒸気とで室内の温度・湿度を調整するものである。温度は室内の低いところはは70~80℃で高いところで90℃~100℃になります。
2.サウナに入る前にすること?
1.自分の体を綺麗にする
体を綺麗に洗いましょう。温泉施設やスーパー銭湯では自分だけの温泉施設ではないので後から入浴される方のことを考えて体を綺麗にしてから入浴しましょう。
2.水分補給をおこなう
サウナに入ると体の中の水分を取られてしまい、脱水症状を起こす危険があります。サウナに入る前は持参した水やミネラルウォータを飲み、給水器が設置されていればそちらを使うのもよいと思います。
3.濡れた体をふき取る
体が濡れたままサウナ内に入ると体に付いている水が蒸発し体が温まりにくく汗がかきにくい状態になってしまいます。入る前は体をしっかりと拭き発汗作用を高めてサウナの効果を高めましょう。
3.いざサウナ室へ
整いへのスタート
サウナ室に入り空いているところに座りましょう。サウナ室はスタジアムのような階段状になっているところが多いです、最初のうちは低い段のところに座りサウナの暑さに慣れましょう。慣れていったら高い段のほうに座り無理のない程度に行いましょう。
サウナの種類や温度・湿度によって異なりますがサウナに入っていられる目安は10分前後と言われています。今日の自分の体調と相談しながら無理をせず楽しみましょう。
4.サウナを出た後
水風呂→外気浴
サウナで火照った体を冷やすために水風呂に入ります。サウナを出て水風呂に入る前にサウナで出た汗をシャワーやかけ湯をし汗を流しましょう。
まずは心臓への負担が少なくなるように足元から水をかけ、その後顔や上半身に水をかけます。その後水風呂の中に入り肩まで浸かるようにし1分前後入りましょう。
最初はとても冷たく感じすぐに水風呂から出たくなったり、怖くて水をかけたくないと思いますが整うための大事なステップだと思い最初は勢いと我慢で自分の体と相談して挑戦してみましょう。
水風呂から上がった後は休憩です。休憩の場所は外気が当たる浴室の外がおすすめです。近くの空いている椅子に座り濡れた体をしっかりと拭きとり10分~15分を目安に体が冷えない程度にリラックスして休憩しましょう。目を閉じ大きく深呼吸をしてみましょう。とってもとってもリラックスされた状態になり嫌なことや悩み事などが全て飛んでいくような気持になります。
5.整うとは
極上の時間
整うとは暑いサウナから水風呂のような冷たい場所に移動しリラックスした状態で休憩を行い、水風呂で冷たくなった体が中から温まる感覚のことです。サウナが好きな人はこの感覚やリラックス状態を求めて行っています。
「サウナ→水風呂→休憩」この一連の流れを2回~3回行いましょう。最初は決して無理せず自分の体調と相談し回数を決めましょう。何度もサウナに行き慣れていくことが大事です!
6.サウナの効果
たくさんの健康効果
サウナに入ることでたくさんの効果を期待することができます。疲労回復効果を高めたり病気や疾患のリスクの軽減や症状の改善にも役立つと言われています。
個人的にサウナに入って一番感じることは生活の質の向上です。疲れているときにサウナに行き心と体がすっきりしその後仕事などのモチベーションを上げることができます。
他の効果として
・美容面
・体を温める
・筋肉の成長を早める
・睡眠の質を向上
・ダイエット効果 etc..
7.サウナに入る際の注意点
サウナの効果は正しい方法で入ることで得られる効果です。逆にサウナに入ったのに効果が得られないこともあります、そうならないように注意する点を3つ紹介します
1.飲酒後に入らない
飲酒後は脱水症状が起きやすくなっておりその中でサウナに入るとより脱水症状をおこしやすくなり危険な状態になってしまいます。お風呂に入る場合も同様です。
2.食後に入らない
食事の直後は消化するために血液が胃に集中しサウナに入ると血行がよくなり血液が分散し胃に必要な血液が回らなくなり気分が悪くなることがあります。サウナに入る1~2時間前に食事を済ましそれ以降は食事は避けましょう
3.体調不良や風邪の時に入らない
風邪を引いたらサウナに入るのがいいと聞きますが、実際は効果があまりなく逆効果なこともあります。温度が高いところにいて体内の温度を上げることで体に刺激を与えることになります。ですので体調不良の際は栄養をしっかりと取り体を休めてしっかりと寝ることが大切です。
8.まとめ
正しい入り方
1.かけ湯・シャワーで体を綺麗に洗う
2.水分補給をしっかりとし濡れた体をふく
3.サウナに入り体調に合わせて10分前後入る
4.サウナから出てシャワーやかけ湯で汗を流す
5.水風呂にゆっくりと肩まで浸かり1分前後入る
6.外気浴にあたり椅子などに座り10分~15分休憩
7.2~6を2回から3回繰り返す
上記の正しい入り方を行えば誰でも整うことができます。初めての方はしっかりとマナーや注意事項を守り最高のサウナライフへの道を踏み出しましょう!
番外編
サウナ用語
サウナで使う専門用語のようなのがたくさんあるので一部紹介します。
・サウナー
サウナが好きで愛している人たちのこと。
・ととのう
サウナ→水風呂→休憩を繰り返すことでリラックス状態になり心身が研ぎ澄まされる。
・ロウリュ
熱したサウナストーンに水をかけ蒸気を発生させ室内の温度が上昇する。
ロウリュを行った後、熱波師がタオルを使って室内の蒸気を広げ一人一人に仰ぐサービス
・ヴィヒタ
白樺の枝葉を束ねたもの。これで体を叩いて血行促進や殺菌作用が期待できる。
・サウナハット
サウナに入っている際に頭部を熱から守る帽子のこと。
・羽衣
サウナ後に水風呂に入って少し経つと肌の表面にできる膜。冷たかったはずが中和して暖かく感じ羽衣をまとったかのようであることから羽衣という。
・オロポ
オロナミンCとポカリスエットを混ぜた飲み物。サウナーの間では大人気。
・シングル
水風呂の温度が10℃以下のこと。水風呂の平均が18℃ほどなので10℃以下はしびれる冷たさです。